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skd11は削りづらかったぁ
skd11ですよ。93φ 120Lくらい これやる日に 銀行系で申し込んでいた企業コンサルの先生が見えてアドバイスいただいていた・・
それでこの仕事にも先生の教えの 短納期 多品種 小ロットへの取り組みの強化 ってのが頭にあって どうしたら単品を
早く加工して次のやつに取り掛かれるだろうか ?って考え続けていたから それならばとこういった 高精度加工も1個なら
NCで段取りしている間に 汎用機技術を駆使してやっつけられないか・・・ということで思いついて 汎用旋盤で取り組んでみた
。聞こえはいいけど実際やってみると 写真でもわかるかもしれんが アラ取りして いったんはずして 水道水で冷やしてまた取り付けて加工しなおした 先端部分の19φ -0.007 -0.02
というマイナス0.013 というところからハズれた。 いったんはずした際に 汎用機のカタ爪だから と芯ぶれの部分をかなり見たつもりだったけど あらためて乗せるとかなり芯が狂っていてソノ部分肉残しの量が0.3では足りなかった。(痛恨)あいたぁ~~~~~~~~ 削りきれずに0.03もリミットから外れた部分がでた(要は真円に削るだけ肉が残せなかった)
ここまでやってNGとは 情けない。気を取り直して この時間(とうに8時過ぎ)電話のつながる 材料屋に電話してみる 「skd11なんだけど ある?」
「石橋さん あるけど もう晩酌しちゃったから 明朝になるよ」
「まま そこをなんとか今から 取りに行くから・・・だめ?」 「だめだね」
というわけで 人間・・シクジリだしたらソノ晩 寝る前に段取りだけはしたいものだが 材料がないからしかたない。
それで明朝から延々 ソノ日 夜12時30まで 翌日 あと3時間 ようやくできたのがコレ NC旋盤工程では一度 鋼用のチップが砕けて ラミナに交換したアクシデントはあったけど
実際マシニング工程の法が時間かかった。時間短縮の要素を考えないと。
そうそう ヤマさんが来て ゴルフ誘ってくれた16日 ビンテージ あららひぃさびさだわ
[ 2012.9.8 ] カテゴリー: ものづくりについて